美容室・エステ店など美容サロン
人気の美容室・エステをつくるには
美容院・エステといった店舗に必要なのは、何より「女性目線」。店舗を訪れた女性が、店舗のどこに魅力を感じ、「また来たい!」と思ってくれるのか……。逆に、どんなデザインだと敬遠されてしまうのか、なども考える必要があります。
美容室やエステで今とてもウケがいいデザインは「癒し系」です。「あたたかみ」をコンセプトに、内装に木を使用したり観葉植物を置いたりして、自然に囲まれた空間をつくっている店舗は人気が高いようです。間接照明や壁紙などで「あたたかみ」を表現するのもいいでしょう。
これはNG!
奇抜すぎるデザインの店舗は、最初こそ目新しく感じられてお客さんが来るかもしれませんが、女性からはあまり好まれません。開業時だけお客さんが来ても、リピーターがいなければ経営は厳しいでしょう。
高級感漂う店舗もいいのですが、それだとオシャレしてメイクもバッチリ決めていかなければいけないようなイメージがあり、かえって疲れてしまうお客さんも少なくありません。ターゲットを絞って高級志向にするのでなければ、特にオシャレをせずに日常的に通える雰囲気を演出することが繁盛店にするポイントです。
これはNG!
高級感を演出しすぎると、来店するためのハードルが上がって「気軽さ」を求めているお客さんは通えなくなってしまうことがあります。
どんな年代の、どんな要望を持った方をターゲットにするのか明確に決めたうえでデザインを決めましょう。多くのお客さんに通ってもらえる店舗にしたいのであれば、店舗デザインや内装は、若干高めの年齢層を意識して落ち着いたものにしたほうが幅広い年齢層から好まれます。
これはNG!
10代・20代をメインターゲットにしたデザインだと、その年代以上の方が入りにくくなって、自らお客さんの層を限定してしまうことになりかねません。幅広い客層を狙うのなら、「落ち着いた雰囲気」を演出しましょう。