儲かる店舗デザイン BLOG
テーブル席のレイアウト・配置 繁盛する店舗デザイン・開業豆知識2
2016.3.3リンゴボーイデザイン
飲食店における『テーブルのレイアウト』について
テーブルのレイアウト、どうテーブルを配置するかというお話です。
実はそう簡単な話しではありません。
飲食店のテーブルのレイアウトってのは、すんごく重要なんです。
同じ店内スペースでも、全然違う店になっちゃいます!
当然、売上げにモロに影響してくる。。。
テーブルレイアウトの分かりやすい例で説明します。
↑ Aパターン 席数30席
↑ Bパターン 席数28席
どちらが良いレイアウトか一目瞭然ですね!
断然Bパターンです!
Aパターンは席の種類が同じで、目線の方向も同じ。
なーんにも面白くありません。。。
カップルできても、家族できても、友達できても、おんなじ席。。。
しかも席数こそ多いものの、組数が6席しかありません。
2人連れのお客様であれば、12人しか座れない。。。
Bパターンは、いろんな種類の席があります。
目線の方向も違います。何度か来店しても、違った景色を楽しめます。
カップルにはカップルに適した席、家族には家族に適した席を選べます。
そして何より、組数が8組!
業態やお店のコンセプトにもよりますが、席数より組数が大切です!
よく席数は多いほうがいいって言う、飲食店オーナーさんがみえますが、むやみに席数を増やすより、使い勝手のよい組数を増やさないと、無駄に空席が増え効率的じゃないですよね。
業態や立地、テナントの仕様によって、団体席を増やしたり、カップル席を作ったり、必要とされるレイアウトが変わってきます。
テーブルをちょっと動かして、どんな組数にも対応できる仕様にしておくのも良いですよね。
ただ、あらかじめプランの時点で、テーブルの形状や椅子の数、通路幅、照明の位置なんかも考慮しておかないといけません。
なんで、とりあえずテーブルや席並べておけばいいじゃんってのは、絶対に駄目!
ホント売上げに大きく影響するんです!
飲食店を経営されてる方や店長さん、またこれから飲食店を開業されたい方。
一度テーブル席のレイアウト・配置を見直してはいかがでしょうか?